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オーナーブログ「きりたにのひとりごと」

みんなが食べてるのは「アイスクリーム」じゃないのです!

いやー、暑くなってきましたね!
「アイスクリーム」が美味しい季節になってきました。
いや、「氷菓」や「ラクトアイス」や「アイスミルク」が美味しい季節になってきました!
が正しい表現かもしれません。

もったいつけてすいません。
今日はアイスクリームについて少し語ります。

この仕事を学んでいくなかで「アイスクリーム」がいかに高価で至高のスイーツであることを知ったのですが、言われないと意外としらないこの事実。みなさんのウンチク力に役立てればと思います。

アイスクリームの種別には厚労省が定めた定義があります。
          乳固形分    乳脂肪分
アイスクリーム  15%以上    8%以上
アイスミルク   10%以上    3%以上
ラクトアイス    3%以上      ー
氷菓          ー      ー

乳固形分とは牛乳から水分抜いた成分。そのうち乳脂肪分がどれだけ入ってるかという数値をもって定義されています。

もうここで重要なのはとにかく乳脂肪分!この数値がアイスクリームの美味しさ(旨味や濃厚さ)を司ります。
私も仕事柄、色んなメーカーの色んなアイスクリーム(もちろん業務用)をたくさん試食してきました。テイスティングや味比べをする中で全然味わいが違うんです。
たぶん、味比べをしなければそれぞれにアイスクリームで美味しいなー!となるのでしょうが、比べると一目瞭然。ある意味愕然とします。
ここでミソなのが、種別上は乳脂8%以上であれば、8%でも15%でも同じアイスクリームなんですよね。もちろん値段はびっくりするほど違いますが、色んなメーカーの思惑があるようです。

ちなみに馴染みがあるところではハーゲンダッツで乳脂15%、レディーボーデンで乳脂14%。たかが1%のちがい!だけどこの事実がアイスクリームの美味しさを語る上で、この1%違いが大きな意味を持つ事をわかりやすく説明出来ると思います。

なので、アイスクリーム(特にバニラアイス)を買う時はとにかく乳脂肪分をチェック!!

ちなみにうちのアイスクリームは乳脂肪分16%。
3rd.Cafe一番人気「パンケーキ」は、トッピングされているアイスクリームに秘密があったのです。