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オーナーブログ「きりたにのひとりごと」

「阪神淡路大震災」

23年前_1月17日午前5時46分。
のちに、阪神淡路大震災と名付けられた大地震が発生しました。

当時の私は、まだまだ駆け出しの現場監督でした。

23年前の朝、いつもと変わらずテレビをつけたとき・・
当時の状況をすぐにのみこめなかったことを思いだします。

「建築基準法改正」
「耐震技術の飛躍的な進歩」
「技術者、施工者の意識向上」
・・・
建築に携わる人たちにとって「阪神大震災」に大きな衝撃、影響を受けたことは言うまでもありません。


もし、私たちがこの震災を経験しなければ建築物の耐震性が大きく向上したでしょうか。
もし、その後に続く大地震を経験しなかったら耐震技術が大きく向上したでしょうか。


「耐震」という言葉には
心ならずも、志半ばで命を失われた約6500名の命とメッセージが込められた重い言葉のはずです。

「耐震偽装事件」のように
「耐震」を悪意をもって軽んじる

「悪徳リフォーム問題」のように
「耐震」を詐欺の道具として利用する

強く憤りを感じます。


「耐震」とは「命の対価」


あの震災後、世の中を見渡せば「耐震」をキーワードに、様々な商業、経済活動が行われていました。
それは、住宅も例外ではありません。

耐震性を向上させるために、弛まぬ努力を続ける・・
それは、私たちビルダー、技術者の使命です。

しかし、この「耐震」という名のもとで、無用な利益をとってはならない。

私たちはもっと「命の対価」の意味を真剣に考えなければならないはずです。


たくさんの未来ある人たちやこどもたちの命とひきかえられた「耐震」という言葉


商売の道具として使うのではなく、真剣に考えてほしいと強く願うのです。